fashion

捨てられないTシャツ 07

マクドナルド/33歳女性(エッセイスト・タレント)/東大阪で生まれ、7歳で兵庫へ。もともとマンガは好きだったが、小学校6年生のときに出会った『幽遊白書』をきっかけにドハマり、漫画家を夢見るようになる。その後、14歳で宮城へ引っ越し。中高は女子校でさえない感じ。サブカル好きだったが、オタクと思われるのが嫌で、自分が「萌え」の感情を持つマンガはこっそり読んでいた。同時に高2からギャルに憧れ、ラブボート...

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LATEST ISSUE
最新号 2018年11月07日 Vol.330

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 44『新宿、サグ・パニール、恋。』小谷実由(モデル)

カレーが大好きだ、物心ついた頃からずっと。毎日お昼ご飯がカレーでもいい。毎日お昼ご飯はカレーがいい。幼少期、保育園の給食のメニューは毎週金曜日が必ずカレーだった。ちなみに木曜日は麺類。たとえミートソーススパゲティが出てみんながワイワイ喜んでいても、私にとってそれはカレーが近づいてくることを感じさせるプロローグに過ぎなく、気持ちは翌日のカレーへと華麗に奪われていた。そんな幼少期を過ごして大人になったいま、私の好きなカレーはインドカレー。一番好きだったカレー屋さんは今年の4月末、45年の歴史に突然幕を閉じてしまった。

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photography

夢は廃墟をかけめぐる

「廃墟写真」というジャンルが確立してから、もうずいぶん時が経つ。僕自身は廃墟よりも、廃墟になる一歩手前の場所で生活の気配を写そうとすることのほうが多いけれど、廃墟の写真を見るのはもちろん嫌いではなくて、国内・海外の廃墟写真家の作品をずいぶん見てきた。人間の表情のように建物や遺跡や風景は始終変わっているわけではないので、同じ場所にいれば、だれが撮っても同じようなものと思われるかもしれないが、それが微妙に異なるところが廃墟写真のおもしろさでもある。資料としてかっちりと、スキャンデータのように写される廃墟もあれば、建造物を包み込む空気感のようなものが掬い取られる、そういう廃墟写真もある。同じ場所から、同じ角度で撮影しているのに。図面と絵がちがうように、それは撮影者の視点や思いが、デジタルデータという無機的なメディアにもちゃんと反映されるのだ。

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travel

Northern Lights 2018 vol.4 ホッキ貝とロックンロールの苫小牧

太平洋に面した苫小牧は札幌、旭川、函館に次ぐ北海道内で4番目に大きな市。ウトナイ湖など自然観光資源に恵まれて、新千歳空港から札幌には車で1時間かかるところ、苫小牧は30分ほどと実はアクセスもいい。首都圏からのフェリーが着くのも苫小牧港だ。苫小牧の港近くには道の駅ならぬ「海の駅 ぷらっとみなと市場」が観光客を集め、大通りを挟んだ港側には苫小牧で一番人気の「マルトマ食堂」もある。市場のほうは海産物の直売や海鮮丼などを出す屋台食堂が並ぶ、よくあるタイプの観光市場だが、駐車場の端っこにある「ほっき貝資料館」は、ほとんどの観光客に無視されているものの、実はかなりのクセモノ系手づくりミュージアム。地味な外観の内部には、驚きのアウトサイダー環境が構築されている。

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travel

案山子X 特別版1:かかし旅について(写真・文 上迫愛)

こんにちは。上迫愛(うえさこあい)です。先月案山子Xの連載が50回目を迎えました! 50回記念という事で、今回と次回の2回に分けて特別版を掲載させてもらう事になりました。今回は自分の事と、かかしを巡る旅の事について書きます。1981年、私は広島県の山間部のコンビニも無いようなど田舎に生まれ、のんびりと育った。特に興味がある事もなく、スポーツも勉強も苦手で、なんとなくボーッとしながら日々を過ごし、親からはよく「覇気が無い」と言われるような子供だった。中学生の時、さらに田舎の山奥に住んでいる祖母の家に行くと、近所の人の畑にかかしが立っていた。

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travel

ディープ・コリアふたたび 19 木浦~群山(画・写真・文:幻の名盤解放同盟)

木浦に長居するつもりはなかったので、さっさと鉄道に乗る。西の方へ行くことにしたので、群山(クンサン)方面に近づく方向で考えた。翌日の移動を考えるとあまり小さな駅には降りられない。以前光州へ行ったとき、乗り換えで通った光州松汀へ投宿することにした。大きく変貌を遂げて立派な地方都市として見た目と、おそらく内実も整えた光州の中で、光州駅は立地のせいもあって、周辺は今も旧市街然としていたが、光州松汀のほうはKTXの停車する至便な駅のある町として隆盛しているように思えた。実際どうなのか確かめようということになったのである。

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AFTER HOURS
編集後記 : 今週も最後までお付き合いありがとうございました。

旧ソ連圏に苫小牧、韓国の田舎町までいろんな場所からお送りしましたが、行きたくなった!というところ、あったでしょうか。 ご承知のように、このメールマガジンでは近況を伝えるFacebookページをつくっていて、いろんなお知らせを書いています。ふだんのリーチ数は1,000〜3,000くらいのものなんですが、先週、渋谷のハロウィンについて思うところを書いてみたら、きょう火曜までの段階で4万7116リーチ、エンゲージメント数(コメントしたりシェアしたりと、なんらかの関わりをしてくれた数)が2万2952という、信じられない規模になりました。いままでずいぶん長いことFacebookを使ってきたけれど、これだけのリーチ数になったのは初めて。

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BACK NUMBERS
バックナンバー

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FACEBOOK

BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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