music

ROADSIDE RADIO FREEDOMMUNE サウンド・ドキュメンタリー!

先週日曜のロードサイド・ラジオでは、前週7月13日に幕張メッセで開催されたばかりの「FREEDOMMUNE ZERO 2013」の模様を、ドキュメンタリー仕立てでお送りしました。もうDOMMUNEについて説明する必要はないでしょうが、スタートした2010年の翌夏、東日本大震災の復興支援イベントとして第1回が予定されていましたが(そういえば地震のあった3月11日は、僕の『スナック芸術丸』が配信予定だったのでした・・)、会場の川崎・東...

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LATEST ISSUE
最新号 2016年06月22日 Vol.217

book

夜のアートブックス

きょうは日曜日、グッチ山口さんは、いつものスクーター「グッチモービル」を駆って、いつものように展覧会巡りをしているだろうか。2012年7月11日号で紹介した、毎年1000本以上の展覧会を訪れる「日本でいちばん展覧会を見る男」――山口‘Gucci'佳宏と、音楽業界では最大手印刷所である金羊社が手を組んで、今年初めにスタートさせたZINE形式のアーティストブック・プロジェクトが「ミッドナイト・ライブラリー」だ。2014年から銀座ヴァニラ画廊で個展を続けている波磨茜也香(はま・あやか)を1月に出したのを手始めに、吉岡里奈、写真家のオカダキサラ、長谷川雅子、そして5月には冠木佐和子と、ロードサイダーズでもおなじみの作家たちが含まれたラインナップで、毎月25日に一冊ずつという驚異的なペースで刊行を始めている。

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design

メイド・イン・プリズン

毎年5月になるころ、立派な封筒に入った手紙が届く。裏には「法務省」とあって一瞬どきっとするが、6月初めに竹橋の科学技術館で開催される「全国刑務所作業製品展示即売会(全国矯正展)」のお知らせだ。いまから10年近く前、新宿駅西口地下広場とか、いろんな場所でバザーのように開かれている刑務所製品即売会に興味を抱くようになって、即売会のハシゴをしているうちに元締めの矯正協会ともお話できるようになった。そこで刑務所作業製品をデザインとして眺めて、一冊の本にできないかと思い始め、意外にもその突飛なアイデアを協会が受け入れてくれて、現場、つまり刑務所の内部にも取材に入れることになった。それはいろんな意味でスリリングな体験だったが、その結果は2008年の『刑務所良品』(アスペクト刊)という本にまとめることができた。

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fashion

捨てられないTシャツ 46

moog/39歳女性(編集プロダクション勤務)/昨年末、荷物を大幅に整理する必要があったので、たくさん持っていたはずのTシャツもほとんど処分してしまった。残ったのはこれを含めて4~5枚ぐらい。別にやむを得ず、という感じでもなく、数年前からTシャツ選びの基準が完全に変わってしまったので、タイミングがよかったともいえる。埼玉のほうがよっぽど都会、という東京郊外に生まれて25歳までそこで暮らす。きちんと両親に愛されて育った自覚はあるものの、持ち前のじめっとした性格のせいか小さな頃からどうにも卑屈さが常にあった。

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travel

ジワジワ来る関西奇行 08 スター・ウオーズ オオワダの覚醒(写真・文 吉村智樹)

「御寿司 美奈吉」と染め抜かれたシンプルな暖簾。こていで飾らない造りの店構え。一見して「ご近所にあるとうれしい、普通の、おいしい寿司がいただけるお店」というイメージ。もちろんその印象は間違いではない。僕はこれまで2度、こちらで握りとネギトロの細巻きをいただいたが、口のなかでしゃりがほろっとやさしくほどける食感がたまらない、確かな技術と庶民性を兼ね備えた、ほっとする味のお寿司だった。とはいえこの連載で、おいしいという理由だけでお店を紹介するはずがない。実はこの「美奈吉」は、決して派手な外観ではなく、目立つ場所に立地していないにもかかわらず、全国から注文が相継ぐ穴場の人気店なのだ。その理由は、おいしさだけではなく、お寿司でデコレーションケーキをつくってくれるから。

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AFTER HOURS
編集後記 : 今週も最後までお付き合いありがとうございました! 気に入ってもらえた記事、ありましたか。

早くもきょうは6月の第4水曜日。来週29日は第5週のお休みをいただきます。この機会に読み残し記事をバックナンバーのアーカイブから漁ってもらえたらうれしいです。さて、この1週間は渋谷アツコバルーでオープンしたばかりの『神は局部に宿る』展でのトークや取材あり、有楽町無印良品と、札幌トオンカフェでのトークもあり。ようやくメルマガに専念できるかと思いきや、展覧会場でオリエント工業のラブドールに乱暴狼藉を働くひとあり、いきなり転倒して壁面展示に激突するひとあり・・・からだもこころもジェットコースター級のアップダウンに翻弄される日々でした。

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BOOKS

圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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