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2018年08月15日 Vol.320

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 34『レモンライスのあのお味』劔樹人(ミュージシャン・漫画家)

2000年代、私は大阪市阿倍野区周辺で、モーニング娘。や松浦亜弥などハロー!プロジェクトのオタク(当事は「モーヲタ」などと呼ばれていた)として、仲間たちと日々を過ごしていた。私は大学を卒業したばかりでまだ20代前半だったが、その仲間たちは大体30歳前後。皆未婚どころか付き合っている彼女もおらず、いつも誰かしらが失業している無職保存の法則の中、概ね金もなく将来も見えない状況ではあったものの、夜な夜な誰かの部屋に集まってはDVDを観たり、推しメンの素晴らしさについて議論したりと楽しい毎日であった。

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photography

Freestyle China 即興中国 見てはいけない箱だった――写真家・劉錚に聞く中国(文:吉井忍 作品提供:Liu Zheng)

6月末に中国武漢を訪れたときのこと。アート系のお洒落な書店に立ち寄り、現代中国の写真家コレクションみたいな本を見つけてページをめくっているうちに、一群のモノクロ写真を載せたページから目が離せなくなった。アーティスティックな現代美術写真ではないし、ゴリゴリの社会派ドキュメンタリーでもない。被写体は普通の中国を生きるひとびとなのだろうけれど、どこか違和感が漂っていて、アウグスト・ザンダーやダイアン・アーバスや、ヴィヴィアン・マイヤーのポートレートを見せられているような気持ちになってくる。その写真家・劉錚(リュウ・ジェン)は調べてみると北京在住。さっそく、本メルマガで「Freestyle China 即興中国」を連載中の吉井忍さんにお願いして、インタビューが実現した。写真家であり、写真集出版者であり、写真キュレーターでもあるリュウ・ジェン。2010年代の中国写真はこんなにもエネルギッシュなのだった。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 85 St Louis Cemetry No.1/St. Roch Chapel, New Orleans, LA

別名を「シティ・オヴ・ザ・デッド」というくらい、ニューオリンズと死とは切り離せない関係にある。市内に点在するたくさんの墓地は、また強力な観光スポットでもあるのだ。フレンチ・クオーターのすぐ外側にあるセントルイス・セメタリーNo.1は、1789年に開園したニューオリンズ最古の墓地。もちろん現在も稼働中である。いわゆる「墓」という概念からかけ離れた、一種の建築と呼べるスタイルとサイズの墓が、迷路のように折り重なり、見え隠れするさまは、まさに「死者の街」。映画『イージーライダー』の、墓地でトリップする場面もここで撮影された。ちなみに墓地のすぐ脇は、19世紀末から20世紀初頭にかけて全米に悪名をとどろかせた、巨大な合法売春地帯ストーリーヴィルである。

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book

日本エロ雑誌創刊号コレクション 第五回 1996~1999年編(文・資料提供:安田理央)

僕がフリーライターとして独立した時に得意分野のひとつとして力を入れていたアダルトCD-ROMは、わずか数年で廃れてしまったが、代わりに話題になったのがインターネットだった。アダルトCD-ROMについての原稿をあちこちに書いていたため「デジタルに強いエロライター」というイメージがついたらしく、今度は「インターネットで無修正が丸見え!」なんて記事を量産することになった。当時、盛り上がっていたデジタルカルチャー方面の雑誌からもよく仕事をもらった。実際はそれほどデジタルに詳しいわけではないので、それがバレないかとヒヤヒヤしていたのだが。そうした流れで、発売されたばかりのデジタルカメラにもいち早く飛びつき、デジタルカメラでハメ撮りする「デジハメ」を提唱する入門書『裏デジタルカメラの本』や、風俗嬢100人が大股開きでピースをしている写真を集めた『OPEN&PEACE 風俗嬢ヴァイブス』なんて本も出した。

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travel

ROADSIDE CHINA 中国珍奇遊園地紀行 07 福建省(写真・文:関上武司)

大家好!(中国語で皆さん、こんにちは!)軟体トラベラーの関上武司です。今回は福建省アモイ市の撮影所やテーマパーク、世界遺産の福建土楼について紹介します。2014年12月30日。この日は早朝から深圳北駅発の高速鉄道で福建省アモイ北駅まで2~3時間かけて移動。福建省アモイ市は高崎空港や繁華街のある島内とアモイ北駅などがある島外に分けられ、島外から島内は複数の橋や海底トンネルで結ばれています。島内に入り、昼食として「煎餅菓子」という名前の中国各地で見られる屋台料理を頬張ります。クレープに似た製法でB級感が非常にたまらなく、日本でもブレイクしてほしい逸品!

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2018年08月08日 Vol.319

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 33『カレーの藤』松永良平(リズム&ペンシル)

ああ、ここも違ったか、と思う。いつもいつも考えているわけでもない。だけど、たまにメニューに見つけると、もしかしてあの味に近いものがあるんじゃないかとオーダーしてしまう。カレースパゲティ。早稲田大学の周囲にはご多聞に漏れず、学生向けの価格やボリュームを誇る飲食店が居並んでいる。中でも、本部キャンパスの西門を抜けて早稲田通りに向かう路地には、とんでもない名物メニューを持つ店が3軒あった。「三品」の「ミックス」は、皿に持ったご飯の上にカツカレーと牛丼を合体させた超絶アブラギッシュな特別メニュー。「フクちゃん」の「チョコとん」は、その名の通り、豚肉とチョコレートを衣にくるんで揚げていた。そして、「カレーの藤」の「スペドラ」。超大盛りのドライカレーの中央を土手状に固め、そこにカレールーと生卵を落とし込んだものだった。

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photography

ふりかえれば台湾

いろんな国に行くけれど、台湾だけは空港に降り立つたびに「帰ってきた」感覚に襲われる、とどこかに書いたことがある。同じような気持ちになる台湾ファンが、けっこういるのではないか。清里フォトアートミュージアムではいま『島の記憶――1970~90年代の台湾写真』という展覧会が開かれている。おもに1950年代から60年代前半に生まれた、つまりいま60代から70代のベテラン写真家たち11人の、若き日の作品152点が並ぶこの展覧会は、作品のほぼすべてが日本、そして台湾でも初公開であり、そもそも台湾の写真がこんなふうに日本の美術館でまとまって紹介されることが初めてだという。1970年代から90年代という時期は、中国本土では文化大革命が終息し、周恩来・毛沢東が死去、米中・日中国交正常化、開放化政策の推進、そして天安門事件、香港返還と中国現代史のターニングポイントとなる出来事が連続するが、台湾でも国連脱退、蒋介石死去、38年間続いてきた戒厳令の解除と国民党独裁の終焉、そして進展する民主化という急流の中にあった。「島の記憶」という展覧会タイトルは、そのように激変する島のありようを見つめ、歩き、記録せずにいられなかった若き写真家たちの熱情や興奮、怒り、苛立ち、悲しみといった心情が、「記憶」という言葉のなかに包み込まれている。

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book

日本エロ雑誌創刊号コレクション 第四回 1987~1995年編(文・資料提供:安田理央)

アイドル雑誌『BOO!』の編集に明け暮れていた1987年の終わり頃。それまで編集のメインであった副編集長のIさんが、突然退社してしまい、僕が誌面の三分の一以上を担当しなければならなくなった。編集部に泊まり込む日々が続く。風呂なしアパートなので徹夜明けで帰っても銭湯に入れない。仕方なく早朝ソープに行くことを覚えてしまった。あとで考えてみれば、その料金で風呂付きアパートに引っ越しすればよかったような気もするが。そして、編集部に出入りしていたライターさんに紹介してもらい、他の雑誌でこっそりとバイトで原稿を書くようになった。最初に書いたのは、確か東京三世社の『台風クラブ』の創刊号。池袋のマットヘルスの体験ルポだった。これが僕がエロ本に書いて、初めて原稿料をもらった原稿となる。その後は、同じく東京三世社の『ビデオアクティブ』でもAVレビューを書かせてもらったりした。ちなみにこの頃は会社に内緒ということもあって、別のペンネームを使っていた。奮闘も虚しく、『BOO!』はちょうど一年で休刊。僕はその編プロを辞めて、いくつかの編プロを渡り歩くことになる。辞めてもすぐに働き口は見つかった。そんな時代だった。

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movie

『ゾンからのメッセージ』公開記念! 古澤監督、なんで映画、撮ってるの?(文:アーバンのママ)

こんにちわ、アーバンのママです! 今日はアーバンの常連さんでもある映画監督・古澤健さんに、8月11日から公開される『ゾンからのメッセージ』(ポレポレ東中野にて)についてじっくりお話を聞いてきました。思い起こせば古澤さんとは14年来の付き合い・・・、わたしがかつて追っかけしていたバンドのボーカルでもあります。いつのまにか『今日、恋をはじめました』『一礼して、キス』など青春ラブコメ映画の第一人者となってしまった古澤さんですが、今回は低予算自主制作となるSF映画。しかも同時公開には自ら監督した『青夏 きみに恋した30日』(全国公開!)も。いったいなんで、ここにきてSF? そもそも、なんで古澤さんって映画撮ってるの? いろいろしつこく聞いたら、人生考えさせるいい話になってしまいました。

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桃色の罠――日本成人映画再考 05 桃色監督本木荘二郎と世界のクロサワ没後20年(文:鈴木義昭)

国立近代美術館フィルムセンターは春から装いも新たに機構を再編成、国立映画アーカイブと名も改め再スタートした。記念イベントとして7階の展示室では、槙田寿文ポスター・コレクションによる「没後20年 旅する黒澤明」展が開催中だ。世界中で上映された黒澤明作品のポスターが集められ壮観である。戦後日本映画を代表する巨匠黒澤明のフィルムが、世界中の国々で上映されてきた証として言語の違ういくつものポスターが遺った。それらを一堂に集めて展示すると、黒澤明の映画が世界の国々にどのように受容されてきたかが見えてくる。国籍の違うポスターを眺めていると、「世界のクロサワ」と呼ばれた男のフィルムが、世界中をどのように駆け巡ったか足跡が浮かび上がってくる。黒澤フィルムの旅が、まるで自分自身が旅をしているように感じられたのは楽しかった。黒澤明が亡くなり、20年の歳月が流れた。最近は関連のイベントも少なくないが、「世界のクロサワ」の意味を捉える異色の展覧会は想像力を掻き立てた。瞬時に映像が国境を超える現代だが、デジタル映像以前のフィルムは、作家や俳優、スタッフらの思いが焼き付けられ、まさに人が旅をするように国境を越えて行った。

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2018年08月01日 Vol.318

food & drink

Neverland Diner 二度と行けないあの店で 32『レインボーズエンドの思い出』吉岡里奈(イラストレーター)

美大卒業後、卒業制作の集団での映画製作に疲れきった私は金輪際創作に関わることは一切やめようと在学中からアルバイトしていた蒲田のインド・ネパール料理店のシフトを増やしフリーター生活に突入。ランチタイムに出すカレーセットのデザートとしてマンゴープリンを作るようになり、それをお客さんが褒めてくれた事がきっかけでお菓子作りにハマっていった。インドカレーが好きでインド人、ネパール人スタッフ達も優しくてこんな素敵な職場はないと思っていたのに図に乗って「ちゃんとお菓子を勉強したい」と7年間もお世話になったカレー屋をあっさり辞めてしまった。

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Freestyle China 即興中国 くだらなさというたからもの――「中国抗日ドラマ」の魔界を訪ねて(文:吉井忍)

数ヶ月前、中国から訪れた出版関係の方を東京の書店にご案内した。教養がありお金持ち、ワインをこよなく愛し、有名ブランドの服をさりげなく着こなすこの紳士が「これはいい!」と喜んで数冊買い込んだのが『中国抗日ドラマ読本』(以下、『読本』)だった。その場でページをめくりながら「中国では、こういう視点が欠けているんだよねぇ」と感心しきり。税関で没収されるのではとこちらは気をもんだが、何事もなく帰国され、友人たちに手土産として配られたそうだ。同書の副題は『意図せざる反日・愛国コメディ』。抗日ドラマとは、「日本に抗う」という名前の通り日中戦争(中国語では「抗日戦争」)時代に中国を侵略した旧日本軍(つまり敵役)と、それに対する中国の庶民や共産党側を描くドラマを指す。とは言っても、史実を無視し、現実離れしたトンデモストーリーに当局も怒り心頭。「英雄烈士保護法」(2018年5月施行)などで歯止めをかけようとしているほどだ。

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新連載! 赤線酒場×ヤミ市酒場 ~盛り場のROADSIDERS~ 第1回 洲崎と辰巳新道の回(文・写真:渡辺豪+フリート横田)

終戦後間もなくして全国の都市部で咲き乱れ、そして消えていった戦後の徒花、「赤線」と「ヤミ市」、売春街とブラックマーケット──。扱う商品は違えど、いずれも金と欲の坩堝となった。放射された熱気に当てられ、火照った身体を持て余した男たちの乾いた喉を潤おすため、赤線とヤミ市至近の位置には、いつも“酒場”が形成された。2020オリンピックを控えて、戦後から70余年を経た東京の街は、大きく表情を変えようとしている。かつて赤線だった街、ヤミ市だった街の建物が取り壊され、往時を知る世代も鬼籍に入りつつある平成最後の今、見聞できる残された時間は決して長くない。酒場には、過去の記憶が閉じ込められている。遊廓家・渡辺豪と路地徘徊家・フリート横田が、かつての赤線とヤミ市で呑み、過去から湧いてきた言の葉の海に身を沈める。記念すべき当連載の第一回は、帝都2大遊廓の一つ「洲崎」と、露店商たちが肩寄せ合った飲み屋街「辰巳新道」。

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travel

Back in the ROADSIDE USA 84 Musée Conti Wax Museum, New Orleans, LA

ニューオリンズ観光の中心、フレンチ・クオーターにあるワックス・ミュージアム。観光地によくあるタイプかと敬遠されがちだが、中身は意外に盛りだくさん。さすがニューオリンズならではの、カラフルな歴史に彩られたワックス・ジオラマが展開している。小学生の団体や、家族連れに占領させておくには惜しい充実ぶりだ。

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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