R.I.P.
追悼

追悼 八代亜紀

今年は年明けから暗いニュースが続きましたが、八代亜紀さんの突然の訃報には声を失ったひとがたくさんいたと思います。73歳・・・・・・まだまだご活躍されたはずなのに。2009年に雑誌『アサヒ芸能』で「平成演歌物語」という短期間の連載をしました。ふだんはテレビでしか観ることのない演歌歌手たちの、本来の活動場所であるライブの会場に行って、インタビューとステージの撮影をさせてもらう企画。なるべく東京以外の場所にしたくて、いろんな地方都市のホールを巡りました。

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ワタノハスマイルが気づかせてくれたもの

長くイタリアに住む友人から、ある日Facebookでメッセージが来た――「こんな展覧会、知ってる?」と。大震災で壊滅的な被害にあった宮城県石巻市の小学校で、山積みにされたガレキをつかって、子供たちがこんなにおもしろい作品をつくっていて、それがもう日本中を巡回していることを、僕はうかつにもまったく知らなかった。その小学校の名前を取って「ワタノハスマイル」と呼ばれるプロジェクトは、今週25日からイタリアに渡って展覧会を開催する。僕にとってはヴェニス・ビエンナーレとかより、はるかに興味深いその展覧会のために、石巻の子供たちを連れて渡航する準備で忙しい主催者の犬飼ともさんから、お話を聞くことができた。

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オリンピック・デザイン・バトル

書きたい!という思いと、いろいろめんどくさいな~という躊躇で迷っていた新国立競技場問題について、今週は書かせていただく。ツイッターやFacebookのおびただしい書き込みからも察せられるように、この問題については賛成・反対、いろいろな考えのひとがいるだろう。あくまでも僕個人の心情、というていどに受け取っていただけたらうれしい。2020年の東京オリンピックに向けて、国立競技場の建て替えが決定し、デザイン・コンクールで優勝したイギリスの建築家ザハ・ハディドの案が公表されると、槇文彦、伊東豊雄など国内の建築家を中心に激しい反論が提起され、そこに建て替え反対の市民運動も加わって、ザハ案発表から1年半以上たったいまも、波乱含みの様相を呈しているのは、東京在住のみなさまならご存知だろう(しかし東京以外の地方ではどれくらい話題になっているのだろうか)。

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追悼:鬼海弘雄

2020年10月19日、鬼海弘雄さんが亡くなりました。享年75歳でした。鬼海さんはこれまで2回、メルマガにも登場してくれています。購読者のみなさまはもちろん、ひとりでも多くのかたに読んでいただきたく、一般公開させてもらうことにしました。2019年のインタビュー記事『僕が鬼海弘雄になれなかったわけ』、そして2013年には浅草の伝説的な立ちんぼ「チェリーさん」を偲ぶ、多田裕美子さんと鬼海さんのダブルヘッダー。じっくりお付き合いいただけたらうれしいですし、これを機会に写真集、著作集もご覧いただけたらと願います。

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[追悼:秋山祐徳太子] 片づけるってのは、消極的なことですよ

4月3日、秋山祐徳太子が亡くなった。85歳、死因は老衰だったという。秋山さんの活動は中学生のころから知っていたが、ナマ秋山祐徳太子にお会いするようになったのは12年ほど前のこと。当時すでに70代だったが、とにかく全身から放射されまくりのエネルギー(と大声)にいきなり圧倒された。新宿のバー、浅草の路上や居酒屋、いろんな場所で秋山さんと出会うことがあったが、ものすごくフレンドリーな秋山さんは、ものすごく汚い自宅にもどんどん招いてくれて、その暴れん坊な室内が最高におもしろかったので、2008年にまずいちど、それから『独居老人スタイル』の取材でも撮影させてもらったのが、いまとなっては僕にとってすごく大切な思い出だ。つい先週、書店やコンビニに並んだばかりの『お一人様老後のこれで安心大丈夫』というものすごい誌名の雑誌に、秋山さんのことを書いたばかりで、掲載誌が届いたと思ったら死去の報せを受け取るというタイミングに呆然となった。

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追悼:ヴォーン・オリバー

もうすぐ正月という12月30日にイギリスのデザイナー、ヴォーン・オリバー死去の知らせが届きました。62歳という僕とほぼ同年齢で、死因は脳出血のようです。本に関わる仕事をずいぶん長くやってきて、尊敬するデザイナーも、仕事を一緒にしてきたデザイナーもたくさんいますが、その中でもっとも影響を受けたのがヴォーンでした。デザイン自体もそうですが、彼のものづくりに向かうフィロソフィに、なによりも。だらだらと飲んだ日々も、ほんの少しですが一緒につくった本のことも、なにもかもが懐かしい思い出になってしまいました。

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追悼・オリンピックおじさん

オリンピックおじさんこと山田直稔(やまだ・なおとし)さんが3月9日、心不全で死去された。92歳、2020年の東京オリンピックまであと1年と少しというタイミングだった。ご本人もさぞ心残りだったことだろう。どこに行っても「団長!」と呼ばれた山田さんを初めて取材させていただいたのは2004年夏、アテネ・オリンピック直前だった。それから何度かお目にかかり、インタビューは『巡礼 珍日本超老伝』(2007年、双葉社刊)に収められ、いまは『珍日本超老伝』(2011年、ちくま文庫)で読んでいただける。

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東京キャバレー文化の終焉

2018年12月30日で赤羽と北千住のハリウッドが閉店したのはご存じのとおり。銀座白いばらに続いてのハリウッド閉店で、東京のキャバレー文化はついに終焉を迎えることになった。1945年、終戦の年に進駐軍用に銀座松坂屋地下にオアシス・オヴ・ザ・ギンザが開店してから73年。最盛期にはどの飲み屋街にもシンボルのように存在していたグランドキャバレーは、これで完全消滅。他の都市を見ても、関西エリアに数店舗、生バンドなしのカラオケ営業店が生き残っているほかは、熊本八代市に一軒、キャバレー白馬があるくらい。平成の終わりになって、昭和が生んだキャバレー文化はほぼ絶滅したのである。2010年から11年にかけて東京の東側を取材して歩き、2012年に『東京右半分』(筑摩書房刊)としてまとめられた単行本に、赤羽と北千住のハリウッドを取材した記事を掲載した。昨年逝去された昭和のキャバレー王・福富太郎さんからもお話を伺うことができたこの記事を、キャバレー文化の終焉への手向けとして無料公開させていただく。両店ともまだ営業時に取材したものだが、あえて加筆は施さないでおく。さらに、メールマガジン「ロードサイダーズ・ウィークリー」で2015年に掲載した、東京最大級のキャバレー・歌舞伎町クラブハイツの最後の夜を訪れた記録も再録するので、併せてお読みいただきたい。またひとつ、失われて初めて知る輝きを惜しみつつ。

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[追悼・紫苑ママ] 永遠のニューサザエ

ニューサザエの紫苑ママが6月13日に亡くなった。新宿2丁目最古の現役老舗店でありながら、2丁目でいちばん敷居の低い店でもあり、50年以上前からずっと、ゲイバーではなく「ディスコ」を貫いてきたニューサザエのマスター/ママの紫苑(シオン)さん。これまでいったいどれほどのひとが、紫苑さんにオトナの夜を、オトナの人生を教えてもらったことだろう。ロードサイダーズ・ウィークリーでは2013年5月22日配信号で、『永遠のニューサザエ』と題した記事を掲載した。「いついっても、そこにいてくれるひと」だった紫苑さんが、実はこんな激動の半生を送ってきたとは、お話を伺うまで想像もできなかった。メールマガジン購読者のみなさまはいつでもバックナンバーをサイトから読んでいただけるけれど、購読していない方々にも紫苑さんの希有な人柄を偲んでいただけるよう、哀悼の意を込めて記事を公開することにした。文字数1万8000字オーバーの長編インタビュー、じっくりお読みいただきたい。紫苑さんのいないニューサザエは、たった2日間お休みするだけで、15日から営業を再開するという。半世紀かけて紫苑さんが育んできた、あの空間、あの空気感を味わいに、また足を運んでいただけたらうれしい。

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[追悼・首くくり栲象]早く壁にぶち当たりたいんです。

首くくり栲象さんが亡くなった。『独居老人スタイル』で取り上げたので、ご存じのメルマガ読者もいらっしゃるだろう。1947年生まれだからまだ70歳だろうか、いかにも早すぎる。首くくり栲象(たくぞう)さんの存在を教えてくれたのは、銀座ヴァニラ画廊のスタッフだった。「ぼろぼろの一軒家の庭で首吊りのパフォーマンスを毎月、夜にしてて、でもほとんど客が来ないから、木からぶら下がってる足の下を猫が歩いたりしてるんですよ!」と言われて、急いで「庭劇場」に行ってみたのが2011年か12年のこと。そのころ栲象さんはまだ60代半ばだったから、独居老人と言ってしまうには少々若すぎたと思う。でも、なにしろその環境と風格と、なによりパフォーマンスはまさしく「孤高」というほかなく、「独居老人のかたにお話を聞く企画で・・・」とか不躾なお願いにウフフと笑いながら応じてくれた。孤高なのに優しくて、これ以上ないほどストイックなのにだれにでもフレンドリーで、そういう栲象さんのこころのありかたに、僕はなにより惹かれたのだと思う。

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FACEBOOK

BOOKS

ROADSIDE LIBRARY
天野裕氏 写真集『わたしたちがいたところ』
(PDFフォーマット)

ロードサイダーズではおなじみの写真家・天野裕氏による初の電子書籍。というか印刷版を含めて初めて一般に販売される作品集です。

本書は、定価10万円(税込み11万円)というかなり高価な一冊です。そして『わたしたちがいたところ』は完成された書籍ではなく、開かれた電子書籍です。購入していただいたあと、いまも旅を続けながら写真を撮り続ける天野裕氏のもとに新作が貯まった時点で、それを「2024年度の追加作品集」のようなかたちで、ご指定のメールアドレスまで送らせていただきます。

旅するごとに、だれかと出会いシャッターを押すごとに、読者のみなさんと一緒に拡がりつづける時間と空間の痕跡、残香、傷痕……そんなふうに『わたしたちがいたところ』とお付き合いいただけたらと願っています。

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ROADSIDE LIBRARY vol.006
BED SIDE MUSIC――めくるめくお色気レコジャケ宇宙(PDFフォーマット)

稀代のレコード・コレクターでもある山口‘Gucci’佳宏氏が長年収集してきた、「お色気たっぷりのレコードジャケットに収められた和製インストルメンタル・ミュージック」という、キワモノ中のキワモノ・コレクション。

1960年代から70年代初期にかけて各レコード会社から無数にリリースされ、いつのまにか跡形もなく消えてしまった、「夜のムードを高める」ためのインスト・レコードという音楽ジャンルがあった。アルバム、シングル盤あわせて855枚! その表ジャケットはもちろん、裏ジャケ、表裏見開き(けっこうダブルジャケット仕様が多かった)、さらには歌詞・解説カードにオマケポスターまで、とにかくあるものすべてを撮影。画像数2660カットという、印刷本ではぜったいに不可能なコンプリート・アーカイブです!

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ROADSIDE LIBRARY vol.005
渋谷残酷劇場(PDFフォーマット)

プロのアーティストではなく、シロウトの手になる、だからこそ純粋な思いがこめられた血みどろの彫刻群。

これまでのロードサイド・ライブラリーと同じくPDF形式で全289ページ(833MB)。展覧会ではコラージュした壁画として展示した、もとの写真280点以上を高解像度で収録。もちろんコピープロテクトなし! そして同じく会場で常時上映中の日本、台湾、タイの動画3本も完全収録しています。DVD-R版については、最近ではもはや家にDVDスロットつきのパソコンがない!というかたもいらっしゃると思うので、パッケージ内には全内容をダウンロードできるQRコードも入れてます。

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ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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