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2016年06月22日 Vol.217

book

夜のアートブックス

きょうは日曜日、グッチ山口さんは、いつものスクーター「グッチモービル」を駆って、いつものように展覧会巡りをしているだろうか。2012年7月11日号で紹介した、毎年1000本以上の展覧会を訪れる「日本でいちばん展覧会を見る男」――山口‘Gucci'佳宏と、音楽業界では最大手印刷所である金羊社が手を組んで、今年初めにスタートさせたZINE形式のアーティストブック・プロジェクトが「ミッドナイト・ライブラリー」だ。2014年から銀座ヴァニラ画廊で個展を続けている波磨茜也香(はま・あやか)を1月に出したのを手始めに、吉岡里奈、写真家のオカダキサラ、長谷川雅子、そして5月には冠木佐和子と、ロードサイダーズでもおなじみの作家たちが含まれたラインナップで、毎月25日に一冊ずつという驚異的なペースで刊行を始めている。

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design

メイド・イン・プリズン

毎年5月になるころ、立派な封筒に入った手紙が届く。裏には「法務省」とあって一瞬どきっとするが、6月初めに竹橋の科学技術館で開催される「全国刑務所作業製品展示即売会(全国矯正展)」のお知らせだ。いまから10年近く前、新宿駅西口地下広場とか、いろんな場所でバザーのように開かれている刑務所製品即売会に興味を抱くようになって、即売会のハシゴをしているうちに元締めの矯正協会ともお話できるようになった。そこで刑務所作業製品をデザインとして眺めて、一冊の本にできないかと思い始め、意外にもその突飛なアイデアを協会が受け入れてくれて、現場、つまり刑務所の内部にも取材に入れることになった。それはいろんな意味でスリリングな体験だったが、その結果は2008年の『刑務所良品』(アスペクト刊)という本にまとめることができた。

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fashion

捨てられないTシャツ 46

moog/39歳女性(編集プロダクション勤務)/昨年末、荷物を大幅に整理する必要があったので、たくさん持っていたはずのTシャツもほとんど処分してしまった。残ったのはこれを含めて4~5枚ぐらい。別にやむを得ず、という感じでもなく、数年前からTシャツ選びの基準が完全に変わってしまったので、タイミングがよかったともいえる。埼玉のほうがよっぽど都会、という東京郊外に生まれて25歳までそこで暮らす。きちんと両親に愛されて育った自覚はあるものの、持ち前のじめっとした性格のせいか小さな頃からどうにも卑屈さが常にあった。

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travel

ジワジワ来る関西奇行 08 スター・ウオーズ オオワダの覚醒(写真・文 吉村智樹)

「御寿司 美奈吉」と染め抜かれたシンプルな暖簾。こていで飾らない造りの店構え。一見して「ご近所にあるとうれしい、普通の、おいしい寿司がいただけるお店」というイメージ。もちろんその印象は間違いではない。僕はこれまで2度、こちらで握りとネギトロの細巻きをいただいたが、口のなかでしゃりがほろっとやさしくほどける食感がたまらない、確かな技術と庶民性を兼ね備えた、ほっとする味のお寿司だった。とはいえこの連載で、おいしいという理由だけでお店を紹介するはずがない。実はこの「美奈吉」は、決して派手な外観ではなく、目立つ場所に立地していないにもかかわらず、全国から注文が相継ぐ穴場の人気店なのだ。その理由は、おいしさだけではなく、お寿司でデコレーションケーキをつくってくれるから。

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2016年06月15日 Vol.216

photography

映画館からフィルムが消える日に

京橋の近代美術館フィルムセンターでは、『写真展 映画館――映写技師/写真家 中馬聰の仕事』を開催中である。この展覧会についてはきちんと紹介したいと思っていて、そろそろというタイミングで、イギリスでやはり消えゆくフィルム上映の映画館と映写技師を撮影してきたリチャード・ニコルソンの作品を知ることができた。まったくの偶然だが洋の東西で同じく、「フィルム」という映画のよろこびのオーラをまとったメディア――その終焉を見据えるふたりの写真家を今回は同時に紹介する。ひとつのテーマが、視点によってこんなふうに異なる作品に結実する、というおもしろさとあわせ、ご覧いただけたら幸いである。

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book

追憶のほんやら洞

2015年1月21日号で、火事で焼失した京都「ほんやら洞」のことを書いた。店主の甲斐扶佐義(かい・ふさよし)はあれから、もう一軒の店である木屋町の八文字屋で毎晩がんばりながら、大きな怪我も乗り越えながら、積極的に新刊を発表していて、こう言うとナンだが火事の前よりアクティブなようでもある。火事からほどなくして去年は『ほんやら洞日乗』という分厚い記録集を出したが(657ページ!)、それから一年たった今月には『追憶のほんやら洞』と題された、こちらは在りし日のほんやら洞を愛した人々による追憶の記録集。そして今月19日からは新宿イレギュラーリズムアサイラムで、出版記念写真展も開催される。

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fashion

捨てられないTシャツ 45

骸骨アトム/33歳女性(不動産証券会社勤務)/母親の実家の山形で生まれ、父親の仕事の関係で板橋に引っ越し、幼稚園から父親の実家である川越で暮らす。父親は公務員で、母親は専業主婦。外で遊ぶことも多かったけれど、人形遊びのほうが好きな子どもだった。小学校は学校のバトン部に入りつつ、1つ上の親戚のお姉さんに誘われて地域のバレーボールクラブにも所属。幼稚園からピアノも習っていたが、バレーボールが楽しすぎて、もうピアノは諦めたいと母親に言ったら「覚悟してやりなさい」と釘を刺される。

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photography

どこまでいくのかマキエマキ

今年2月10日号で『自撮りのおんな』として紹介した「50歳人妻セルフポートレートフォトグラファー」、マキエマキ(田岡まきえ)さんが、いま新作写真展を東京・入谷のバーで開催中だ(18日=今週土曜日まで!)。バー「Lucky Dragon えん」でマキエさんが個展を開くのは2回目。去年の展覧会タイトルは「J'ai 50ans」(私は50歳)だったけど、今年のタイトルは「Ju suis toute chaude」。マキエさん本人の和訳によれば「アタシ、もう、熱いのよ~ん♡」ということで、その急速なレベルアップぶりがタイトルからも見て取れるというもの。

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art

アウトサイダー・キュレーター日記 16 藤沢正広(写真・文:櫛野展正)

「本人がちょっと難しい人でね。恥ずかしがり屋というか、取材とか嫌みたいで、約束してもすっぽかしちゃうの。自分の個展のときも、オープニングにも出ずに、すぐ帰っちゃうくらいだからね」。電話口の相手は、「ギャラリー・マルヒ」のオーナー・鴻池綱孝さんだ。ここは東京都文京区。職人の町として知られる根津の路地に「ギャラリー・マルヒ」はある。東京芸大近くで20年以上営業を続けるアンティークショップ「EXPO」のオーナーでもある鴻池さんが代表を務めるギャラリーだ。大正時代の質屋をリノベーションしたこの場所で、ことしの4月23日から15日間だけ開催されていた展覧会があった。藤沢正広さんによる初めての個展『野良サイダー』だ。

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2016年06月08日 Vol.215

art

神は局部に宿る!

日本を訪れる外国人観光客は、氾濫する性的イメージにいきなり圧倒される。通りにはみ出す風俗看板に、路傍でチラシを配るメイド少女に、DVD屋のすだれの奥に、コンビニの成人コーナーにあふれ匂い立つセックス。そしてハイウェイ沿いに建つラブホテルの群。この息づまる性臭に、暴走する妄想に、アートを、建築を、デザインを語る人々はつねに顔を背けてきた。超高級外資系ホテルや貸切離れの高級旅館は存在すら知らなくても、地元のラブホテルを知らないひとはいないだろうに。現代美術館の「ビデオアート」には一生縁がなくても、AVを一本も観たことのない日本人はいないだろうに。そして発情する日本のストリートは、「わけがわからないけど気になってしょうがないもの」だらけなのに。

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fashion

捨てられないTシャツ 44

SUMICHAN OKAERI!!!/32歳男性(会社員)/神戸生まれ。3人兄弟の長男で、妹がふたり。初めて住んだ場所は山口組本部のすぐ近くで、組の抗争による銃撃戦もあったらしいが、覚えていない。ちなみに桂文珍も近くに住んでいた。3歳の時に、現在の実家がある別の区に引っ越す。最初に住んだ環境が関係したわけではないと思うが、幼いころは癇癪持ちで、気に入らないことがあると、柱に頭突きをゴツゴツかまし続けたり、グオンとのけぞって後頭部を床に叩きつけようとする奇行に走るので、いつもオカンとおばあちゃんが座布団を持って動いていた。

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design

絶滅サイト 05「AV年表」~「幼児ペダルカー・コレクション」(文:ハマザキカク)

『白髪三千帖のフライングサーカス』という個人サイトの1コーナー。他は『シベリア超特急』や音楽のレビュー、個人の日記など他愛もないものだが、この紙ナプキンコレクションのコーナーだけ異彩を放っている。サイト上でも「当サイトのメインコンテンツ」と明記されている。喫茶店やファーストフード、中華料理屋、アミューズメント、洋風レストラン、和風レストラン、とんかつ屋など細かいカテゴリーに別けられている。残念ながら画像の復元は全く出来ないが、文章のレビューが詳しく記されている。また肌触りやデザイン、使いやすさ、希少性、総合評価などの項目で5点満点の評価を下し、オマケにトイレットペーパーに転用可能かどうかというジャッジも。

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art

狂気の先にあるなにか――シリアルキラー展によせて

5月11日配信号では福山クシノテラスで開催中の死刑囚の絵画展を紹介したが、今週ご紹介するのはアメリカ・イギリスのシリアルキラーの作品ばかりを集めたという、恐ろしくも貴重な展覧会。本メルマガではおなじみの銀座ヴァニラ画廊で6月9日にスタートする。セルフポートレートから手紙、資料など、200点以上が展示予定だという。『ROADSIDE USA』の取材でアメリカを走りはじめた1999~2000年ごろ、サンディエゴからハリウッドの片隅に移って間もない『ミュージアム・オブ・デス』に偶然出会った。ギロチンから電気椅子にいたる処刑道具や拷問道具、手術器具、事故の現場写真やビデオ・・といった「死」の匂いにまみれた展示物の中で、チャールズ・マンソンをはじめとする、アメリカのシリアルキラーたちの作品に対面したのが、僕にとっての「シリアルキラー作品体験」の初めだった。当時はスマホなんて便利なモノはなかったので、彼らがどんな大罪を犯したのか、ごく有名な数人をのぞいて、その場で知ることはできなかった。けれど、展示されている絵画が秘めた狂気の痕跡に――とりわけジョン・ゲイシーのピエロに――心臓がギュッとなったのをよく覚えている。

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2016年06月01日 Vol.214

lifestyle

25年目のTOKYO STYLE 02 湯浅学

『TOKYO STYLE』が最初の大判写真集として世に出たのが1993年。実際に撮影で東京都内を原チャリで走り回っていたのが1991年あたりだったから、今年はあれからちょうど25年というタイミングで、当時の部屋主たちを再訪する新連載。第1回からちょっと間が空いてしまった第2回は、前回の部屋主・根本敬と共に「名盤解放同盟」を支えてきた盟友でもある音楽評論家・湯浅学宅からお送りする。西麻布・新世界で続けてきた連続企画『爆音カラオケ』でも毎回ゲスト役を務めてくれた湯浅くんは1957年生まれ、いま59歳。来年還暦を迎えることになる。新刊『アナログ穴太郎音盤記』(音楽出版社刊)を出版したばかりの5月半ばの週末、「この日なら家族が揃うから」という文京区・護国寺に近い静かな住宅街の一軒家を訪ねた。

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design

ロンドンの地下鉄書体

その都市をもっともよくあらわす書体、というのがあるのかもしれない。たとえばパリの地下鉄の、アールヌーボー・スタイルの駅名表示。ロサンジェルスのハリウッド・サインなんかもそうだろうか。それがロンドンでは「地下鉄書体」と呼ばれる、あの地下鉄の駅にある文字であることに、異を唱えるひとはいないだろう。世界初の地下鉄がロンドンに生まれたのが1863年(ちなみに日本最初の地下鉄・東京の銀座線開通は1927年)。アメリカや日本のように「サブウェイ」ではなく、「アンダーグラウンド」あるいは「チューブ」と呼ばれているのはご存じのとおり。

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fashion

捨てられないTシャツ 43

目黒寄生虫博物館/28歳女性(ミュージシャン/スナックホステス)/兵庫県出身、子供の頃から飲んべえの母親に、スナックやホテルのバーに連れ回されていた。歌謡曲ってなんだかいいなと思いつつ、恥ずかしくてカラオケには手を出せなかった。小学校4年生の時、阪神大震災をきっかけに東京に引っ越す。パソコンクラブに所属するような地味で内向的な子どもだったが、その反面、大好きだったシノラーの格好をして通学、さらに関西弁だったことが悪目立ちして、女の子たちから仲間はずれにされる。それを過干渉な母親が心配して「もう学校に行かなくていい!」ということになり、小学校5年生から中学受験まで学校には登校せず、塾や家庭教師で勉強。

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photography

雑種のしあわせ、ふたたび――佐々木まことの動物写真2016

ちょうど1年前の2015年5月27日号で、大阪の動物写真家・佐々木まことの紹介記事『雑種のしあわせ』を掲載した。本メルマガで『ジワジワ来る関西奇行』を連載してくれている吉村智樹さんの編集で、2005年に発売された小さな写真集『ぼく、となりのわんこ。』を見たのがきっかけだったが、その佐々木さんが毎年参加している『大阪写真月間』と、同時期開催の『日本猫写真協会展』に、今年も選りすぐりの犬猫写真を出品するとのお知らせをいただいた。

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music

森山直太朗『嗚呼』

ふだんは取材する相手も、お仕事いただく相手もインディーズというか地下というか、日の当たりにくい場所で活動するひとばかりだけれど、珍しくメジャーな企画に参加しました。森山直太朗の1年半ぶりになるオリジナルアルバム『嗚呼』のジャケットとリーフレット撮影です。森山さんの曲は好きだし、スナックでもよく聴くけれど、声かけてもらえたのにはびっくり。で、最近撮っている写真をいくつかお見せしたら、「これで行きたいです」と即決したのが、なんと「おかんアート」! 本気か・・・笑。

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art

DOMMIUNEスナック芸術丸「セルフィー・レボリューション」、読者限定再配信!

DOMMUNEの開局以来、もう6年半にわたって続けさせてもらってるご長寿番組『スナック芸術丸』。5月12日に生配信したばかりの「第三十七夜~セルフィー・レボリューション」を、ロードサイダーズ・ウィークリー購読者限定で、早くも再配信してもらえることになりました。宇川くん、ありがとう!当夜ご覧いただいたみなさまはすでにご存じでしょうが、このところメルマガで集中的に紹介してきた、自撮りアマチュア・フォトグラファーの奥深き世界を、一挙紹介した異例のプログラム。2月10日号のホタテビキニの主・田岡まきえ(現在はマキエマキと改名・・・ホタテビキニ持参!)、4月13日号の露光零の二大巨頭がそろい踏み。さらに87歳の西本喜美子さんを紹介してくれた、福山市クシノテラスの櫛野展正さんも新発見の自撮り作品を携えて遠路参加という豪華版...

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BOOKS

ROADSIDE LIBRARY vol.004
TOKYO STYLE(PDFフォーマット)

書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい

電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ――どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。

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ROADSIDE LIBRARY vol.003
おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち(PDFフォーマット)

伝説のグランドキャバレー・ベラミ・・・そのステージを飾った踊り子、芸人たちの写真コレクション・アルバムがついに完成!

かつて日本一の石炭積み出し港だった北九州市若松で、華やかな夜を演出したグランドキャバレー・ベラミ。元従業員寮から発掘された営業用写真、およそ1400枚をすべて高解像度スキャンして掲載しました。データサイズ・約2ギガバイト! メガ・ボリュームのダウンロード版/USB版デジタル写真集です。
ベラミ30年間の歴史をたどる調査資料も完全掲載。さらに写真と共に発掘された当時の8ミリ映像が、動画ファイルとしてご覧いただけます。昭和のキャバレー世界をビジュアルで体感できる、これ以上の画像資料はどこにもないはず! マンボ、ジャズ、ボサノバ、サイケデリック・ロック・・・お好きな音楽をBGMに流しながら、たっぷりお楽しみください。

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ROADSIDE LIBRARY vol.002
LOVE HOTEL(PDFフォーマット)

――ラブホの夢は夜ひらく

新風営法などでいま絶滅の危機に瀕しつつある、遊びごころあふれるラブホテルのインテリアを探し歩き、関東・関西エリア全28軒で撮影した73室! これは「エロの昭和スタイル」だ。もはや存在しないホテル、部屋も数多く収められた貴重なデザイン遺産資料。『秘宝館』と同じく、書籍版よりも大幅にカット数を増やし、オリジナルのフィルム版をデジタル・リマスターした高解像度データで、ディテールの拡大もお楽しみください。
円形ベッド、鏡張りの壁や天井、虹色のシャギー・カーペット・・・日本人の血と吐息を桃色に染めあげる、禁断のインテリアデザイン・エレメントのほとんどすべてが、ここにある!

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ROADSIDE LIBRARY vol.001
秘宝館(PDFフォーマット)

――秘宝よ永遠に

1993年から2015年まで、20年間以上にわたって取材してきた秘宝館。北海道から九州嬉野まで11館の写真を網羅し、書籍版では未収録のカットを大幅に加えた全777ページ、オールカラーの巨大画像資料集。
すべてのカットが拡大に耐えられるよう、777ページページで全1.8ギガのメガ・サイズ電書! 通常の電子書籍よりもはるかに高解像度のデータで、気になるディテールもクローズアップ可能です。
1990年代の撮影はフィルムだったため、今回は掲載するすべてのカットをスキャンし直した「オリジナルからのデジタル・リマスター」。これより詳しい秘宝館の本は存在しません!

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捨てられないTシャツ

70枚のTシャツと、70とおりの物語。
あなたにも〈捨てられないTシャツ〉ありませんか? あるある! と思い浮かんだあなたも、あるかなあと思ったあなたにも読んでほしい。読めば誰もが心に思い当たる「なんだか捨てられないTシャツ」を70枚集めました。そのTシャツと写真に持ち主のエピソードを添えた、今一番おシャレでイケてる(?)“Tシャツ・カタログ"であるとともに、Tシャツという現代の〈戦闘服〉をめぐる“ファッション・ノンフィクション"でもある最強の1冊。 70名それぞれのTシャツにまつわるエピソードは、時に爆笑あり、涙あり、ものすんごーい共感あり……読み出したら止まらない面白さです。

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圏外編集者

編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。

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ROADSIDE BOOKS
書評2006-2014

こころがかゆいときに読んでください
「書評2006-2014」というサブタイトルのとおり、これは僕にとって『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』(2008年)に続く、2冊めの書評集。ほぼ80冊分の書評というか、リポートが収められていて、巻末にはこれまで出してきた自分の本の(編集を担当した作品集などは除く)、ごく短い解題もつけてみた。
このなかの1冊でも2冊でも、みなさんの「こころの奥のかゆみ」をスッとさせてくれたら本望である。

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独居老人スタイル

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。
たとえば20代の読者にとって、50年後の人生は想像しにくいかもしれないけれど、あるのかないのかわからない「老後」のために、いまやりたいことを我慢するほどバカらしいことはない――「年取った若者たち」から、そういうスピリットのカケラだけでも受け取ってもらえたら、なによりうれしい。

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ヒップホップの詩人たち

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。
咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

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東京右半分

2012年、東京右傾化宣言!
この都市の、クリエイティブなパワー・バランスは、いま確実に東=右半分に移動しつつある。右曲がりの東京見聞録!
576ページ、図版点数1300点、取材箇所108ヶ所!

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東京スナック飲みある記
ママさんボトル入ります!

東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。
酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。 東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。 チドリ足でお付き合いください!

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